ちょっと一息
最近のこと…4/8 法龍寺にて
2020-04-12
だいぶ日が過ぎてしまいましたが
4/8 法龍寺におきまして花まつりを厳修いたしました。
花まつりって?言われても…という感じだと思います。
花まつりとは…お釈迦様で知られます釈迦が生まれた日に行われます
「灌仏会」という法要の通称と言ったら分かりやすいかと。
その日に釈迦が生まれてすぐ東西南北にそれぞれ7歩歩き
右手で天、左手で地を指差し「天上天下唯我独尊」と唱えたと言われており、
その姿を表した像に甘茶をかけて親しまれております。
この発せられた言葉は、「生きとし生けるものは誰もがこの世に1つの尊い存在である」と
言った意味があります。
この姿お釈迦様になぜ甘茶をかけるのか…
それは生まれる際に、九頭の龍が天から現れ、
お釈迦様の頭から甘露の雨を注いだという言い伝えが
始まりで習慣づいたとされております。
そして別名 灌仏会と言われる所以は、「灌」という字には水を注ぐという意味があり
それに因んで、灌仏会…仏様(お釈迦様)に甘露を注ぐというになりました。
そして、この甘茶…実は生薬として無病息災の効果があるとされて
花まつり(灌仏会)の折に、お接待として振舞わせていただきました。
この御時世ということもあり、皆様自粛ムードではあったのですが、
参拝者の方々とは厳戒態勢で、そして参拝できなかった方々の分まで
しっかりと拝み、執り行わせていただきましたこと
ここに報告させていただきます。
法龍寺より