ちょっと一息
精進の日
2019-08-21
本日は精進の日という事で
田村寺におきましては毎月恒例のお勤めをさせていただきました。
そして午後には先代住職が本山へ出仕させて頂いていた頃
職をともにされた方が仏前へ御供養にきてくださりました。
わざわざ御遠方よりの御来訪に心より感謝するしだいです。
ありがとうございます。
そして何より当時の思い出話をお聞かせいただけて
先代そのものだな〜
懐かしいな〜
よく言われたな〜
その言葉に救われたな〜
という気持ちにさせて頂きました。
言葉って、不思議なものですよね!
もちろん自分の中には残っています。
しかし他の方から言われると
まるで、その本人が話したかのように聞こえます。
この世には、言霊という言葉があります。
解釈は人それぞれですが、
私は言葉が生きているからこそ故人となった今でも
まるで本人が話したかのように聞こえるんだろうな…
これが言霊かもしれない
これこそ先代が自身の魂を込めて発した言葉だからこそ
今でも生き続けているのだろうな と本日感じました。
そして何より、故人について会話をする
これも御供養になるのではないかとも感じました。
人は2つの人生があります。
1つは、自身が全うする人生
もう一つは、他者の中で生き続ける人生
最近よく感じます。
私も一生懸命に人生を全うし、
はたまた他社の中で生き続ける人生を歩める人間になりたいものです。
皆様もともに努力しましょう!
必ず自分という人間を大切にしてくださる人は居ます。
なので頂いた命、一生懸命に生きましょう!